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社員紹介

営業は、お客様はもちろん社内スタッフへの気配りも大事。

大阪営業部 名古屋営業グループ / 2018年入職

小畑 宏輔

Obata Kousuke

仕事に対して前向きに取り組み、2020年上期の目標受注数字1.5億円を達成するなど、若手ながら大きな実績を上げている。

もともと営業職志望だった私は「形のないものより、形あるものを扱いたい」と考え、メーカーを中心に就職活動をしていました。そのなかでも特にスケールの大きなモノづくりをしている当社に興味を持ちました。最終的に入社を決めたのは、「ここなら自分の働く姿がイメージできる」という直感と、説明会や面接で感じた社員の方のあたたかい人柄です。

入社後約半年間は新人研修を受け、その後見積と手配業務について先輩に同行してもらいながら営業の基礎を覚えていきました。しかし1年目は、コンベヤの知識もなければ、営業トークもできない。見積の作成も機械部品の手配も、何もかもがわからないところからのスタートで「この仕事難しい」という感想でした。そんな1年目の頃、あるトラブルが発生。納品する時点でお客様の発注内容を社内に伝達できておらず、クレームに。私は申し訳なさで謝ることしかできませんでした。お客様だけではなく、社内の設計や製造など後工程への確認の大切さを痛感しました。この出来事をきっかけに「社内伝達を大切にする!」というモットーを掲げ、営業としての意識も大きく変わりました。

営業は、お客様と社内スタッフとの調整役。お客様からヒアリングした製品の情報をわかりやすく設計に伝えるとともに、納期を含めたスケジュール管理もバランスよく進められるよう心がけています。こうした営業としての姿勢が結果にも表れたのか、2020年上期は目標受注数字1.5億円を達成。コンベヤは1台300万円から、高いものだと5~6,000万円するので、大きな金額を動かせる醍醐味もあります。裁量の大きい仕事を任せてもらえるので大変さもありますが、自分で考え仕事を組み立てていけるやりがいや面白さがこの仕事にはあります。

設計は、平面から立体をつくる“イメージ力”が必要不可欠。

技術部 システム1グループ(取材当時) / 2016年入職

吉村 純弥

Yoshimura Junya

セメントタンカー船用のコンベヤなど大型案件を数多く担当。ミスのない図面作成と周りへの“報告・連絡・相談”を大切に仕事に取り組んでいる。

大学では工学部の機械工学科に所属。卒業後すぐは機械組み立ての仕事をしていましたが、設計職にキャリアチェンジしたいと当社へ。コンベヤは多種多様な業界で使われており、景気に左右されない安定感に惹かれたのも決め手の一つです。また選考を通じてアットホームな雰囲気にも魅力を感じました。

当社は、セメント、小麦粉・穀物といった食品原料、化学薬品などありとあらゆる粉粒体を搬送する機械設備をつくっています。そのなかで私が担当しているのは、セメントタンカー船用のコンベヤの設計。これは実際に見ないとイメージできないと思いますが、かなり大きな船で、搭載するコンベヤも約60mと巨大なものになります。私自身、最初の頃は図面を見ても頭の中で3D化することが難しく苦労しました。ですから研修で実物を見る以外にも、自社の製造工場やお客様が導入された現場などへ足を運び、図面と実物をできるだけよく観察するよう心がけています。

そして忘れもしない入社3年目の頃。私が設計した図面がカタチになり、九州の造船所でコンベヤが船に据え付けられ、初めてセメントを運ぶテストに立ち会った時は、スケールの大きさと迫力に圧倒されました。設計段階では大変なこともありましたが、すべて吹き飛ぶくらいの達成感と充実感を味わいましたね。設計から完成までの工程を一通り経験したことで、次の設計へフィードバックする視点も身についてきました。5年目の現在は図面から立体を“イメージする力”がだいぶついたと思います。

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